Thought Machineは2022年より、ティア1銀行を対象としたクライアント・アドバイザリー・ボードを運営しています。年3回開催されるこのフォーラムには、世界最大級の銀行のCTOやシニアエンジニアリングリーダーが集結します。1日かけて当社の製品を深く掘り下げるこのセッションは、銀行側がフィードバックやアイデアを共有して製品開発を支援し、また銀行間でベストプラクティスを共有するための有意義な議論の場となっています。
私たちがこのようなフォーラムを開催する理由と、それが私たちや参加する銀行にとってどれほど価値があるのかを、ここで共有したいと思います。業界の皆様にとっても参考になれば幸いです。
- このフォーラムで得られる洞察とフィードバックは、当社の企業戦略や製品戦略が、ティア1およびティア2銀行のニーズを確実に満たし続けるための指針となります。これは各銀行との日常的な対話に代わるものではありませんが、銀行同士が集中して議論を行うことで、フィードバックの価値が一段と高まります。直近のフォーラムでは、銀行のプロダクション稼働までの時間を短縮する方法について深く掘り下げました。議論の中で印象的だったのは、各銀行が直面している課題の多くが共通しているという点です。
- このフォーラムを通じて、クライアントの具体的なニーズや、Vault CoreおよびVault Paymentsの活用計画に対する理解を深めることができます。これは、銀行向けの革新的な製品や機能を継続的に構築・成長させる上で非常に役立っています。現在では、過去のCABフォーラムで得た知見に基づいた新しい製品開発の成果を、皆様に提示できるようになりました。
- また、銀行各社は、新しいクラウドネイティブなスタックを構築し、銀行のモダナイゼーションを進める上で、互いをサポートするためのベストプラクティスを共有しています。これはCABにおいてますます重要な役割を担っています。例えば、最近フォーラムに参加したあるティア1銀行は、取り組みの初期段階にありながら、他の銀行から得た知見を自社の計画加速に役立てています。また別のケースでは、他のメンバーの教訓を聞いたことで、製品のローンチ戦略を変更した銀行もありました。
最後に挙げたメリットは、私たちにとってもフォーラムのメンバーにとっても最も重要なものです。多くのシニアテクノロジーリーダーにとって、銀行の全面的なモダナイゼーションを主導するのはキャリアで一度きりの経験です。そのため、経験を共有し、学び合えるリーダー同士のコミュニティを持つことは、このプロセスを支える鍵となります。私たちにとって、これは「世界の銀行からレガシーテクノロジーをなくす」というミッションの達成に直結しています。クライアント・アドバイザリー・ボードをはじめとする様々な取り組みを通じて、私たちは銀行のモダナイゼーションを加速させ、クラウドネイティブスタックの利点を早期に実現できるよう支援しています。革新的な製品の迅速な投入、リアルタイムのパーソナライゼーション、そして極めて高い耐障害性を備えた常時稼働のテクノロジー。次世代のモダンなテクノロジースタックは、銀行にとって有益であるだけでなく、何よりも、日々の金融ニーズを銀行に頼るすべての人々に恩恵をもたらすのです。
最後に、フォーラムの立ち上げ以来、開催地として協力してくださった銀行の皆様に感謝の意を表します。
- ロイズ・バンキング・グループ
- トラスト・バンク(スタンダードチャータード)
- インテサ・サンパオロ
- JPモルガン・チェース
- SEB
そして、ご参加いただいたすべての銀行の皆様、議論の場を共有し、深く掘り下げる機会をいただけたことに心より感謝いたします。







