クラウドネイティブな次世代コアバンキングシステム「Vault Core」を提供するThought Machineは、銀行業界の共通フレームワークを推進・提供する非営利団体、Banking Industry Architecture Network(BIAN)への加盟を発表しました。
元Googleエンジニアのポール・テイラーによって2014年に設立されたThought Machineは、次世代コアバンキングの専門知識をBIANネットワークにもたらします。今回の加盟により、両者は共通の標準規格、最新技術、そして卓越したエンジニアリングへのコミットメントを通じて、銀行業務の基盤を強化するというビジョンを共有することになります。
BIANへの加盟を通じて、Thought Machineはクラウドネイティブなコアバンキングプラットフォーム「Vault Core」のBIAN標準への準拠を推進します。これにより、BIANエコシステム内の銀行がVault Coreとより迅速かつ容易に統合できるようになります。さらに、Thought Machineは「Coreless Banking Initiative」を通じて、マイクロサービス技術に基づいた普遍的な互換性を持つコアバンキングインフラを構築するというBIANのビジョン実現に貢献します。
Thought Machineは、Infosys、Wells Fargo、PNC、Deloitteなどが名を連ねるBIANの戦略諮問グループ(Strategic Advisory Group)に加わりました。このワーキンググループは、BIANの戦略的方向性を策定し、グローバルな銀行インフラの継続的な改善を促進するための標準を確立する役割を担っています。
Thought Machineの最高インフラ責任者(CIO)であるピーター・エブデンが同社の代表としてこのワーキンググループに参加し、世界中の主要金融機関に向けたマイクロサービス指向のコアバンキングアーキテクチャの設計・導入における専門知識を提供します。Thought Machineは、Lloyds Banking Group、Atom bank、SEB、Standard CharteredなどをVault Coreのクライアントおよびユーザーとして抱えています。
Thought Machineの最高インフラ責任者(CIO)、ピーター・エブデンのコメント:
「銀行にとって、最新のインフラを持つことはもはや『あれば望ましいもの』ではなく、競争優位性を維持するための『必須条件』であると認識されています。共通のアーキテクチャフレームワークを通じて最新の銀行インフラを標準化し、推進していくというこの取り組みにおいて、BIANと協力できることを誇りに思います。銀行、テクノロジープロバイダー、その他の業界関係者と連携し、銀行業界の未来に向けたベストプラクティスを構築できることを楽しみにしています。」
BIANのエグゼクティブ・ディレクター、ハンス・テッセラーのコメント:
「コアバンキングのパイオニアであるThought MachineをBIANコミュニティに迎え入れることができ、大変嬉しく思います。Thought Machineのクラウドネイティブなコアバンキングエンジン『Vault Core』は、現在市場で利用可能なプラットフォームの中でも、最も構成の柔軟性が高く、俊敏で、回復力のあるプラットフォームの一つとして高く評価されています。Thought MachineがBIANに加わることで、Vault Coreの構築と導入で培われた彼らの膨大なスキルと専門知識がもたらされます。これは、私たちが最新かつスケーラブルなコアバンキングインフラの普遍的な標準を策定する上で、業界にとって計り知れない価値となるでしょう。」









