クラウドネイティブな銀行テクノロジー企業であるThought Machineは本日、クラウドネイティブな口座間決済プラットフォームであるForm3と提携し、Thought Machineの決済プラットフォーム「Vault Payments」にFedNow、TCH RTP、およびSEPAインスタント・クレジット・トランスファーへの接続機能を追加することを発表しました。このパートナーシップにより、次世代の決済ソリューションである両社の強みが結集し、銀行や金融機関に対し、シームレスなリアルタイム決済処理を実現するエンドツーエンドのソリューションを提供します。
Thought Machineの「Vault Payments」は、銀行の決済処理を簡素化するために設計された、クラウドネイティブかつAPI対応のプラットフォームです。その「ユニバーサル・ペイメント・エンジン」はあらゆる種類の決済を処理し、世界中のあらゆる手法、スキーム、地域とシームレスに統合できるため、決済フローを自在にカスタマイズし、決済オーケストレーションを完全に制御することが可能です。
このパートナーシップは、包括的なエンドツーエンドの決済処理ソリューションを提供することで、銀行や金融機関の決済業務を効率化します。Vault PaymentsとForm3の口座間決済プラットフォームを統合することで、クライアントはThought Machineの強力な設定機能と、Form3が持つ各決済スキームへの直接接続機能を組み合わせて活用できるようになります。
Thought MachineとForm3はどちらもクラウドネイティブ技術を用いてプラットフォームを構築しており、信頼性、拡張性、パフォーマンス、そして災害復旧能力を中核機能として保証しています。
さらに、両プラットフォームはISO 20022メッセージング標準をネイティブでサポートしており、銀行にとってリソース負荷の高い移行プロセスを不要にします。ISO 20022の豊富なデータと標準化により、処理の効率化、分析の強化、規制報告の改善が実現し、最終的には優れた顧客体験へとつながります。
2022年、世界のリアルタイム取引量は前年比で60%以上急増し、過去最高を記録しました。しかし、レガシーシステムが足かせとなり、銀行やフィンテック企業が新しいリアルタイム決済スキームを十分に活用できないケースがあります。レガシーシステムはリアルタイム技術との統合が困難な場合が多く、ISO 20022標準への準拠が不足していることもあります。
Thought Machineは、最新のリアルタイム決済システムを求める金融機関からの強い需要に応えるため、米国決済市場に参入します。この需要は、2023年7月のFedNowの立ち上げ以降高まっており、米国の送金市場に革命をもたらすことが期待されています。
Thought Machineの創業者兼CEOであるポール・テイラーは次のように述べています。 「Form3と提携できることを大変嬉しく思います。これは、真の『ユニバーサル・ペイメント・エンジン』という私たちのビジョンを実現するための重要な一歩です。リアルタイム決済が新たな標準となる中で、両社の専門知識を組み合わせることで、金融機関が最先端のクラウドネイティブ技術を備えられるよう支援します。私たちは共に、決済の未来を形作っていきます。」
Form3のCEOであるマイク・ウォルターズ氏は次のように述べています。 「Thought Machineと協力し、主要な銀行や金融機関に対し、リアルタイム決済のニーズに応える包括的なマルチクラウドソリューションを提供できることを大変嬉しく思います。今回のパートナーシップは、FedNowサービスの導入や新しいISO 20022メッセージング規格の策定など、変化を続ける決済環境において、クラス最高レベルのクラウドテクノロジープロバイダー2社が力を合わせるものです。」









