WiseとThought Machineの連携により、Vault Coreを利用する金融機関は、迅速かつ低コストな国際送金が可能になります
クラウドネイティブな基幹系バンキングテクノロジー企業であるThought Machineは本日、国際送金テクノロジー企業であるWise(旧TransferWise)との提携を発表しました。Wiseの「Wise for Banks API」がThought Machineの基幹系バンキングエンジン「Vault Core」に統合されたことで、Vault Coreを利用するあらゆる銀行、フィンテック企業、その他の金融機関は、Wiseの迅速かつ低コストな国際送金サービスをより迅速かつ効率的に導入できるようになります。
両社はそれぞれの技術を組み合わせ、金融機関がWise for Banks APIに接続する際に必要な開発工数を最大60%削減する統合レイヤーを構築しました。これにより、各金融機関は自社のサービスにシームレスに組み込める、利便性の高いユーザー体験の構築に注力できるようになります。その結果、Vault Coreを利用する金融機関は、すべてのシステム間での相互運用性を確保し、Wiseの業界をリードする決済サービスを顧客へ迅速に提供することが可能となります。
インターネットが普及した現代において、顧客は従来の基幹系バンキング技術や従来のコルレス銀行ネットワークでは実現できなかった、より速く、より安く、より透明性の高い多通貨バンキングを求めています。今回の提携は、専門的なエンジニアリングに裏打ちされた、有意義で透明性の高い金融サービスという共通のビジョンを持つ2つの組織を結びつけるものです。エンドユーザーは、専門的なフィンテック企業と競合するコスト構造のもとで、シームレスな国際送金体験を利用できるようになります。
元Googleエンジニアのポール・テイラーによって2014年に設立されたThought Machineの基幹系バンキングエンジン「Vault Core」は、大手銀行やフィンテック企業が、レガシー技術の制約から解放された真にモダンな顧客体験を構築することを可能にします。Thought Machineのクライアントには、ロイズ・バンキング・グループ、スタンダードチャータード銀行、Atom bank、Monese、Curve、SEBなどが名を連ねています。
今回の提携は、Wiseの急速な国際展開の一環です。同社はこれまでに、欧州ではMonzo、N26、Bunq、LHV、BPCEと、米国ではStanford FCU、Novoと、さらにオーストラリアではUPと提携しています。
Thought MachineのCEO、ポール・テイラーのコメント:「私たちは、クライアントが将来を見据えた銀行を構築する際に活用できる、世界クラスのフィンテック・パートナーエコシステムを構築してきました。私たちが提携先に選ぶのは、最終的に顧客のバンキング体験を向上させる、有意義で極めて信頼性の高い製品を構築している企業です。Wiseと協力し、同社の業界をリードする決済ソリューションを世界中のより多くの金融機関や顧客に提供できることを楽しみにしています。」
Wise PlatformおよびWise Businessのマネージング・ディレクター、スチュアート・グレゴリーのコメント:「インターネットは経済の大部分を変革しましたが、世界の銀行システムは取り残されており、国際的な資金移動は依然として遅く、困難で、コストのかかるものでした。私たちの使命はこれを変えることであり、その目標はThought Machineと共有するものです。今回の統合により、金融機関や銀行が顧客のために、より速く、より安い決済を実現することが迅速かつ容易になり、『ボーダーレスな送金』という私たちの使命の実現に一歩近づくことになります。」
